既存保育園の老朽化に伴う、近傍の別敷地での建て替え計画です。
弧を描く切妻平屋を特徴としており直角の部分がほとんどなく、四角形を基本とする建築の常識から考えると複雑な形態です。また、屋根についても、扇形となっている為複雑な形状となっています。
「建築にあたっての墨出しも、デジタル技術を駆使し丁寧に行っています。仮設、屋根、外壁などなどの工事も同様で、そのため入念な計画が必要となりました」
自然豊かな周辺環境との連続性と室内外の高い開放性が求められたため、耐震壁が不要となる事を最優先とし、鉄骨純ラーメン構造＋木梁の屋根で構成されています。